
カルチャーブック
私たちの働き方
バージョン1.0 – 最終更新:2025年10月
無断での複製、転載、配布を固く禁じます。
はじめに
ようこそ、私たちの会社へ。
このカルチャーブックは、私たちが何を大切にし、どのように働き、どんな未来を目指しているのかをまとめたものです。
私たちは、多様な人々が個性や強みを発揮できる場を創造し、すべての人が生き生きと働ける社会を築くことを目指しています。
このブックは、完成形ではありません。社員の皆さんと一緒に、日々成長させていくものです。
私たちのMission・Vision・Value
Mission(存在意義)
多様な人々が個性や強みを発揮できる場を創造し、すべての人が生き生きと働ける社会を築く。
Vision(目指す未来)
一人ひとりの個性や強みを認め、それを活かせる場を提供することで、より優れた環境を創り出す未来を実現する。
Value(私たちの行動基準)
私たちは、以下の7つのValueを大切にします。
- 敬意 — 一人ひとりの個性や強みを認め、互いの価値を尊重し合います
- 協働 — 仲間と支え助け合いながら、共通の目標に向かって共に歩みます
- 誠実 — 透明性を持った行動を心がけ、公平で信頼される存在であり続けます
- 熱意 — 困難に直面しても諦めず、情熱を持って挑み続けます
- 冷静 — 厳しい状況の中でも冷静に状況を見極め、適切に行動します
- 継続 — 日々の努力と学びを重ねながら成長し続けます
- 感謝 — 仲間や関わる全ての人々への感謝の気持ちを忘れず、日々の支えに対して素直に「ありがとう」を伝えます
一人ひとりの個性や強みを認め、互いの価値を尊重し合います
相手を一人の人間として尊重し、その人の個性、強み、考え方を認めることです。意見が違っても、その人の価値を否定しません。
日常でこんな行動を
- 相手の話を最後まで聞き、理解してから発言する
- 意見が違う時も「なぜそう考えるのか」を理解しようとする
- 批判する時は人格ではなく、具体的な行動や事実に焦点を当てる
- 「〇〇さんは△△が得意だから相談したい」と明言する
- 働き方の違いを認め、多様性を受け止める
こんな行動は避けよう
- 人格や能力を全否定する発言
- 話を遮る、聞いているふりをする
- 自分の意見を押し付ける
- 他人の失敗を笑う、責める、広める
- 陰で悪口を言う、特定の人を仲間外れにする
仲間と支え助け合いながら、共通の目標に向かって共に歩みます
一人では成し遂げられないことを、仲間と力を合わせて実現することです。情報を共有し、助け合い、共通の目標に向かって進みます。
日常でこんな行動を
- 有益な情報を積極的に共有する
- 困っている仲間に「何か手伝えることある?」と声をかける
- 自分の進捗や状況をオープンにする
- 他の人の成功を自分のことのように喜ぶ
こんな行動は避けよう
- 情報を独占する
- 「自分さえ良ければいい」という態度
- 困っている仲間を見て見ぬふりをする
- 問題を隠す、報告を遅らせる
透明性を持った行動を心がけ、公平で信頼される存在であり続けます
嘘をつかず、隠さず、約束を守ることです。都合の悪いことも正直に伝え、公平で透明性のある行動を取ります。
日常でこんな行動を
- ミスや遅延が発覚したら、すぐに報告する
- 「やります」と言ったことは必ず実行する
- わからないことは「わかりません」と正直に言う
- 全ての社員に同じ基準を適用する
こんな行動は避けよう
- 都合の悪い情報を隠す、報告を遅らせる
- できもしないのに「できます」と言う
- 間違いを認めず、言い訳や責任転嫁をする
- 好き嫌いで対応を変える
困難に直面しても諦めず、情熱を持って挑み続けます
困難があっても諦めず、情熱を持って挑戦し続けることです。新しいことを学び、成長し続ける姿勢を持ちます。
日常でこんな行動を
- 新しい技術や分野に積極的に挑戦する
- 一度の失敗で諦めず、別の方法を試す
- 問題を「成長の機会」として捉える
- 自分が好きな技術や分野について熱く語る
こんな行動は避けよう
- 「無理です」とすぐに諦める
- やる前から「どうせ無理」とネガティブになる
- 新しいことを避け、楽な道ばかり選ぶ
- チームの士気を下げる発言をする
厳しい状況の中でも冷静に状況を見極め、適切に行動します
感情に流されず、状況を客観的に分析し、適切な判断をすることです。プレッシャーの中でも、落ち着いて行動します。
日常でこんな行動を
- 感情的にならず、まず事実を整理する
- 焦って決めず、考える時間を確保する
- イライラしても、人に当たらない
- 急いでいる時ほど、優先順位を確認する
こんな行動は避けよう
- 感情的になって怒鳴る、人に当たる
- パニックになって場を混乱させる
- 思いつきで行動する
- 感情のまま衝動的な決定をする
日々の努力と学びを重ねながら成長し続けます
一時的な頑張りではなく、日々コツコツと努力を積み重ねることです。学び続け、改善し続け、成長し続けます。
日常でこんな行動を
- 毎日少しでも新しいことを学ぶ時間を作る
- 定期的に自分の仕事を振り返る
- 同じミスを繰り返さないよう、対策を考える
- フィードバックを素直に受け入れ、改善に活かす
こんな行動は避けよう
- 学習を後回しにし続ける
- 「忙しい」を理由に成長を止める
- 同じやり方に固執し、改善しない
- すぐに結果が出ないと諦める
仲間や関わる全ての人々への感謝の気持ちを忘れず、日々の支えに対して素直に「ありがとう」を伝えます
支えてくれる人々への感謝の気持ちを言葉にすることです。小さなことにも「ありがとう」を伝え、感謝の文化を育みます。
日常でこんな行動を
- 助けてもらった時、必ず「ありがとう」を伝える
- 「〇〇してくれて助かった」と具体的に伝える
- チーム内で、他の人の貢献を紹介する
- 感謝の気持ちを、行動で示す
こんな行動は避けよう
- 助けてもらっても「ありがとう」を言わない
- 「当たり前」という態度
- 自分の成果だけを主張し、支えてくれた人を忘れる
- 感謝されることばかりを期待する
Valueの関係性
7つのValueは、互いに支え合い、補い合い、バランスを取りながら機能します。
3つのレイヤー
【レイヤー1】土台となるValue
敬意・誠実・感謝 — 常に必須。これがないと他のValueが機能しません。
【レイヤー2】行動を促すValue
協働・熱意・継続 — 日々の仕事で発揮します。
【レイヤー3】バランスを取るValue
冷静 — 他のValueが極端にならないよう調整します。
おわりに
このカルチャーブックは、完成形ではありません。
会社が成長し、社員が増え、新しい経験を重ねる中で、このブックも進化していきます。
皆さん一人ひとりが、この文化を作る主役です。
一緒に、働きがいのある会社を作っていきましょう。
何か気づいたこと、提案したいことがあれば、いつでも声をかけてください。
